Pick your own、農場で好きなだけ野菜や果物を収穫して量り売りというシステム。こちらでは結構一般的で、子供も大好きです。へぇ、野菜や果物ってこんな風に生っているんだ・・・というお勉強にもなる。しかも安い。是非メヒコ家族にも紹介したいと思って、お庭拝見の後に行ってみました。
巨大な畑では、5月から9月末ごろまで色々な野菜、果物、お花が取れるように、生育スケジュールにあわせて区画を作って、うまく生育させています。
今の時期は
果物:苺、ラズベリー、レッドカラント、ブラックベリー、グースベリー
野菜:ビーツ、カリフラワー、キャベツ(緑・紫)、人参、ブロッコリー、ズッキーニ、そらまめ
お花:スイートピー
などが取れます。
こんな感じでのんびり収穫。
案の定一番動き回っていたのはメヒコ息子(→いい呼び方募集)。色んなものを端から収穫しては得意気。ママやパパの袋と一緒にすると「これは僕がとったのぉぉぉ」と激しく怒り出します笑 わかるよ、わかるよ、その気持ち。 子供だけではなく大人も無口に真剣。子供と違ってよーくよーく品定め。
私のお目当てはラズベリーでも苺でもなく。そらまめ。英語でBroad Beans。収穫したてのそらまめって、生で食べても本当に甘いんです。丸々太ってて。さやを割って実が入ってなかった、ショック・・・なんてこともありません♪そして何より、ビールのお供に最高! 写真撮るの忘れた。
メヒコ家族と別れた後、近所に住む会社の人から、これから夕食を食べるから来ない?といわれ、大量のそらまめをお土産に持っていったら本当に喜ばれました。あっという間に皆で完食でした。
とうとう7月1日にイギリスにやってきたメヒコ一家と早速のんびり週末を過ごしました♪
薔薇の季節がそろそろ終わりに近づいているので、薔薇が咲いている間にガーデン散策に行こう!と選んだ先は。National TrustのNymans Garden。ロンドンから車で1時間程です。
薔薇の見ごろは過ぎていましたが、アーチになっている薔薇は今が満開。素敵です。
昔の邸宅をバックに、このだだっ広い芝生の上でおにぎりタイム。何メートルあるんだろうという大木。眺めているととても不思議な気持ちになります。女子チームはおしゃべりの時間。男子チームは広い芝生で追いかけっこでした。
そしてこの後、私たちは野菜狩り、果物狩り、花狩りに出かけたのです。続く。
そして朝になり。
朝6時には係員に起こされ、テントをたたむよう指示されます。
係員の誘導に従い、きれ~いに人の行列ができていきます。ここでも誰も順番を乱す人はいません。すごすぎる。
途中で係員が「どのコートにする?」とQueue Cardの番号をチェックしながら質問します。実は、どの選手がどのコートでプレイするかは前日の夜にならないと分からない。お目当ての選手がセンターコートでプレイするとは限らない。だからどんなに早くから並んでいても、(普通の人は)選手を追いかけてコートを決めることになるのです。(私みたいにとにかくセンターコート!の人もいるでしょうが!笑) 迷いは禁物。聞かれたら即答し、その瞬間にリストバンドを手にはめられます。もう後戻りはできない。
このリストバンドを見せることと引き換えに、晴れて入り口でチケットを購入となるわけです。これは2009年のNo2 コートのリストバンド。順番的にはNo1コートが取れたのですが、オーストラリアのヒューイットのゲームを見たくてNo2にしました。
とにかく、並んだ本人しかチケットを買えないというシステム。長年にわたって検討に検討を重ねてここまできたんだと思うのですが、本当によくできています。そして、すばらしいのが係員の方々!お年の方が多く、とても誇りを持っていらっしゃるようです。本当にやさしく、暇そうにしているとおしゃべりをしてきてくれたり、でもきちんと管理していて。頭が下がります。
実は、今年は。
諸事情があってPremiumがついてとても高いチケットをネットで買いました。。要はQueueをせずにお金で解決 笑。そして更に事情がありGround Ticketを2枚買う必要がでてきて。土曜日の朝5時半に到着し既に3500番。
それよりびっくりしたこと。
土曜日の朝5時半に、既に「月曜」の試合を観るための20人ほどの列ができていました。気合入りすぎ。シャワーとかどうするんだろう・・・。確かに月曜が一番いいマッチが揃うんだけどねぇ。ちなみに、土曜日の試合をすべて見終わり夜の10時ごろ帰途につきましたが、既にこのQueueは下の写真のように2列の長いQueueになっていました。
最後にQueueのアドバイス。
・センターコート重視派は前日の朝から並ぶ
・Ground Ticketを取りたければ当日の朝の8時半までには列に並ぶ
・Queueをしている間の食料等は持参。売店も負けず劣らずとても長いQueueです。
Queueをしない分体は楽だったけれど、苦労して取るチケットもとても楽しくてありがたみがあるなと実感した2010ウィンブルドンでした。
今年はセンターコートで観戦したウィンブルドン。
実は事前に正規の値段でチケットを手に入れるのが本当に難しい。
例年8月から12月の間にPublic Ballotに応募しなければなりません。私は当たったことがありません。でも、さすがイギリス。The Queueというすばらしい?名物(システム)があって。
最終の4日間を除く試合当日、Centre Court500枚位、No1 Court 500枚位、No2 Court 500枚位、Ground Ticketを6000枚位先着順に買うことができます(枚数は確かじゃないです)。Ground Ticketはウィンブルドンの敷地内に入れるチケット。上記以外のコートでの試合や、芝生の丘でピクニックしながら大画面を見て観戦できるというものです。Wimbledonの雰囲気を楽しみたければこれでもかなり満足できます。
で、私、頑張った。2008年と2009年は土曜日のセンターコートの試合を見るためにQueue。
2008年は土曜に曜日が変わった夜中の1時過ぎに並びはじめ1300番台。センターコートはゲットできず。2009年は2008年の経験を生かし、金曜日に午後休暇をとって15時頃から並びましたが、Andy Murrayフィーバーで既に700番台になってしまい、この年もセンターコートはゲットできず。結局、2年間、体張ってもセンターコートは取れなかったんです。
ところで、このQueueは名物といわれるだけあってとてもよくできているんです。とても行き届いた係員に加えて、並ぶ人がとてもよく決まりを守るので、このシステムが成り立ってるんだと思います。
到着した順番に「Queue Card」というカードを渡されます。必ず一人一枚。どんな言い訳があっても通じません。夜テントで一泊する人は、すぐにテントを張ることを指示されます。そうでないと、列が綺麗にできないから。
テントを張り終わると、あとはながーい時間をだらだら過ごすのみ。お酒を飲んでもよし、カードゲームをしてもよし、お友達とおしゃべりしてもよし。ただ、火を使うバーベキューはできません。日光浴しながらののんびりした贅沢な時間が過ぎます。
でも。夜中あまりにもうるさいと、係員に注意されます・・・修学旅行みたいです。こんな素敵な夕焼けを見ながら就寝です。ZZZZZ
翌日に続く。
イングランド、負けちゃいましたね。。
当日は家の近くのPubに行って観戦。何かトラブルに巻き込まれた時のために近くに住む会社の上司をボディーガードとして引き連れて(笑)。
私の住んでいる地域はロンドンでも高級住宅街に属するということに加え、かなり地元密着のPubだったので、サポーターもとてもソフトな感じでした。
ハーフタイムに近くの酔っ払いのおじいちゃんに「イングランドどうしちゃったのよ?」って聞いたら、「点を入れられたんだ、それだけだよ」って。まあさっぱりしていること。
二組ほどドイツサポーターがいましたが、別に争いになるわけでもなく。試合終了後はさすがに監督と審判に対して大ブーイングしていましたが。街中のイングランドサポーターが集うスポーツPubなんかに行ったら大変なことになったんだろうなぁ。
ということで、イングランドのワールドカップは終りました。
こんな感じで、車までイングランドを応援している光景ももう見れないと思うと、ちょっと寂しい。