さて、飲茶とビールでいい気分になったので、お昼寝してからRoyal Albert Hallで行われているEnglish National Balletの白鳥の湖を観に行きました。
白鳥の湖を見るのは、多分人生でこれで7回目。
実は私、幼い頃にロシア(当時ソ連)に住んでいて、そのとき多分2回。
その後、会社に入ってから出張でよくロシアに行っていて、合間にサンクトペテルブルグで観たのが多分3回。
そしてロンドンに来て、Royal Balletを1回観て、そして今回に至る、と思うのです。
昨年Royal Balletを見て「バレエはマリンスキーが一番いいなぁ」なんて素人感覚で思っていたのですが、やっぱり「白鳥の湖」と聞くと、血が騒ぎ出す私。どうしても観ないと!と思って、またまた前日チケット予約でいきました。ラッキーなことに、正面の前から10列目位のいい感じの席が一枚だけあまっていて、ゲット♪
一番興味があったのは、演出。
Royal Albert Hallは円形の劇場。舞台をそもそも円形に配置するの?どこが正面?どこが後ろ?という素朴なハテナが一杯あったのですが。
そこはやはりよーく考えてあって、円形舞台の真ん中を、正面とみなしたり後ろとみなしたり中心としたり。円形や十字形での群舞が多かったり。そして「小さな白鳥の踊り(4羽の白鳥が手をつないで踊る有名なシーン)」はなんと2組で。有名な黒鳥の32回転?もたまに一回転半とかして360度どの方向のお客さんにも正面を向くようにしたり。湖のシーンはドライアイスでの演出も。幻想的でした♪ でも、パドゥドゥの肝心なところが私の席からは後ろ向きだったり、・・・って素人のわりにマニアックな視点ですね。。
結論は。音楽も素敵だし、観てよかった、価値はあった。が!うーん、私は、やっぱりオーソドックスな白鳥の湖がやっぱり好きだなぁ。とコンサバな私に戻るのです。。