私は日本でもよく実際の年齢より若く見られます。海外ではその確率ほぼ100%。
2年前赴任したてのころ、近くの公園をジョギングした後、すっぴん+ランニングウェア+キャップ といういでたちでスーパーに入ってお酒を購入しようとしました。とても品のよさそうなレジのおば様に「何歳?ID持ってる?」と聞かれ「今持ってませんが、三十X歳です」と言ったら「まあ失礼しました。若く見えるわね!ID要らないわ」とお褒めの言葉。その後、常にIDを持つようにしているのですが。
事件は先週末おきました。
久しぶりに贅沢ランチをしようと、Covent Gardenのとあるカフェに入って白ワインを注文したところ。「何歳ですか?」「三十X歳ですが」「ID見せて」「三十X歳で嘘つくわけないでしょ」「いや、何かあったときにお店の責任になるので見せてくれ」「(仕方ないわね、見せてあげるわ的に)ほら!」「My apologies」
一般的に女性にとって年齢が若く見られるということは嬉しい事です。しかし、仕事上若く見られたくないことが本当によくあります。
日本の会社では「AさんはBさんのX年先輩」「へえ昇進早いね」といった会話が日常茶飯事ですが、イギリスでは働く上では国籍、性別、年齢など勿論関係ありません。スタッフの年齢はお子様の年齢などから推測するくらいです。そんなスタッフたちと先日パブで飲んだときに「無礼講」でお互いの年齢を暴露したのですが、「そんな年齢だと思わなかった」といわれました。仕事の成果がないと思われているのかな。真相はいかに。。。