高校生の時からずーっと行きたかったジベルニー。
随分前の話になりますが、モネの睡蓮のあるオランジュリー美術館は長い間改装工事をしていました。
その改装工事が終わった後にオランジュリー美術館に足を踏み入れ、「睡蓮の間」に入った時の気持ち。今でも忘れられません。
個人によってそのとらえ方はもちろん違いますが、私は、何となく神聖な教会の中に足を踏み入れた気持ちになったのを覚えています。
そのほかにも、私のお気に入りのパリの16区にあるマルモッタン美術館。ここは別名モネ美術館ともいわれるそうで、モネの作品を沢山鑑賞することができます。特に私が気に入っているのは、ジベルニーのバラの小道を、色んな太陽の光で表現した作品たち。
前日にマルモッタン美術館でのんびり絵を鑑賞(予習)して、翌日。パリの友人の旦那様の運転する車に乗せてもらい、とうとう行ってきました、ジベルニー。わんこさん、わんこ夫さんありがとう!
実は、驚くほど観光客の方々がいっぱいでした。私もその一人ですが。お庭などは渋滞で歩けない所もあるほど。。まあお天気もとーっても良かったし仕方ないでしょう。
あの絵を描きたいために近くの川から水を引いてきて、池を作って、睡蓮を育て。その芸術に対する執念。
モネの家にも驚くほど沢山の浮世絵。日本人としての誇り。西洋と東洋の融合。。。
言葉では書き表せないいろーんな気持ちを抱きながらお庭を散歩しました。
絵もずーっと残ってほしいし、その絵を生んだ素晴らしいこのモネの家もずっと変わらず維持されて、残っていってほしいと思います。
最後に、今度は睡蓮の咲く季節に、やっぱり行ってみたいな。数ある睡蓮のなかで、たった一つしか花をつけていませんでしたので笑